BMキャピタルが気になる人必見!実態・評判・手数料から怪しい部分の真相まで大解説

金咲ババロア
こんにちは!
本サイト管理人の金咲ババロアです!

日本でもヘッジファンド投資への関心が少しずつ高まりつつある近年、最低投資額が億越えのファンドも多い海外ヘッジファンドに比べて投資額が優しめの国内ヘッジファンドに個人投資家の注目が集まっています。

今回は、そんな国内ヘッジファンドの中でも特に知名度の高いBM CAPITAL(BMキャピタル)について徹底解説!

BMキャピタルは安心できる投資先なのか、自分に適した投資先なのかなど、投資者目線で気になるポイント別に見ていきます。

BMキャピタルが気になっている方は必見です!

この記事で分かること

  1. 怪しいと感じざるを得ない程のBMキャピタルの運用実績とその根拠とは
  2. 実際の投資家によるBMキャピタルの体験談・評判
  3. BMキャピタルの申し込み~解約の流れ・税金関連情報
  4. どんな人にBMキャピタルは向いているか

BMキャピタルの実態とは?会社概要をチェック

まずはBMキャピタルの基本情報から押さえてみましょう。

運用会社名 ビーエムキャピタル合同会社(BM CAPITAL.LLC)
代表社長森山武利
オフィス住所 〒106-0032
東京都港区六本木7-18-1
電話番号 03-3403-2508
設立2013年
最低投資額1000万円※1000万円以下の場合も相談可能
資産の総額80億円~100億円程
平均年利回り10%~20%ほど
公式サイトBMキャピタル公式HP
事業目的1.金融商品取引法に基づく有価証券及びデリバティブ取引
2.各種事業への投資
3.有価証券の自己募集
4.経営コンサルティング業務
5.前各号に附帯する一切の業務

BM CAPITAL(BMキャピタル)は、上記一覧表にもある通り、東京にオフィスを置く国内ヘッジファンド。

2013年の運用を始めて今年で運用9年目という、国内では比較的歴史の長いヘッジファンドです。

そんなBMキャピタルの基本情報をざっと見ただけでも、「これはどういう意味?」や「なんだか怪しい」とひっかかる部分がある方もいらっしゃるかもしれません。

投資において「なんとなく」は一番の不安のもとになるので、もし以下のポイントでつっかかった方は最初に確認しておきましょう。

「合同会社」とは?怪しい会社じゃないのか?

BMキャピタルの出資形式は、合同会社の社員権を投資家が購入することで出資を受け付けるスタイル。この「合同会社」という聞き慣れない会社形態であることも、BMキャピタルがちゃんとした運用会社なのか不安に感じる一つの要素になっている方もいるのでは?実は、近年会社設立の約4社に1社が合同会社を選択しているほど合同会社設立数は増えており、

  • アップルジャパン合同会社
  • アマゾンジャパン合同会社
  • 合同会社西友

などの有名企業も合同会社という形態を選択しているのはご存知でしょうか。

なぜなら合同会社を選択することで、

・会社設立コストや組織運用にかかるコストを抑えられる
・株式会社と同様に有限責任のため、投資者は出資額以上の負債を負わない

等のメリットが得られるから。

このようにBMキャピタルは合同会社形態を選択することで、単なるファンドの体裁整えにかかる資金を最小限に抑え、利益を最大化・投資家が負担するコストカットに努めているんでしょうね。

証券会社等でBMキャピタルの名前を見かけないのはなぜ?

ファンドは募集方法によって、投資信託のような公募ファンドとヘッジファンドのような私募ファンドに分類できます。

公募ファンド=証券会社、銀行等の店頭・ホームページで不特定多数の投資家の募集が可能=金融庁や法律の厳しい管轄下にある

私募ファンド=機関投資家や私的な募集によって投資家を募集=金融庁や法律に縛られにくい

ヘッジファンドであるBMキャピタルは私募ファンドに当たるため、証券会社等で見かけることがないんです。

また後程詳しく説明しますが、上記のように私募ファンドは限られた投資家のみを対象としたファンドであることから、

・金融商品取引業への登録が不要
・比較的自由に投資手法を選べる

のように、コスト面・運用の自由度の面でもメリットがあるのではないでしょうか。

有価証券とは?
株式・債券・投資信託・小切手など、財産的な価値を証明する証券(財産法上の権利・義務について記載された紙幣)のこと。
デリバティブ取引とは?
「デリバティブ取引」とは、原資産(株式、債券、金利、為替など)の商品から派生した金融商品の取引のことであり、リスク管理や収益性改善等を目的に行われる。

例:先物取引やオプション取引、スワップ取引など

金融庁に登録されているのか?
合同会社は金融庁の管轄外のため、金融庁への登録は不要です。

しかし、実際は金融庁は合同会社ファンドへのヒアリングも定期的に行っており、BMキャピタルも何度かヒアリング調査に応じているとのことです。

BMキャピタルは儲かる?

まずBMキャピタルがどんな会社なのか概要を押さえたところで、投資者目線で一番気になるのはやはり「BMキャピタルに投資して儲かるのか?」ですよね。

そこで続いてはBMキャピタルの運用実績と、なぜそのようなファンド運用が可能なのかについて解説します。

年平均利回りは10%以上

bmキャピタル実績
引用:BMキャピタル

BMキャピタルの年平均利回りは10%~20%

年10%以上と聞いてピンとこない方もいらっしゃるかもしれないので、もちろん投資家によって利回りは変わりはしますが、参考までに他の運用方法の平均的な利回りと比較してみましょう。

投資信託ミドルリスク
ミドルリターン
3%~4%ほど
不動産投資ミドルリスク
ミドルリターン
4%~5%ほど
株式投資ハイリスク
ハイリターン
5%~7%ほど
FXハイリスク
ハイリターン
予測不可能

高利回りが狙える株式投資ですら平均的な利回りは5%~7%であることからも、BMキャピタルの年平均利回り10%以上というのは好成績と言えるのではないでしょうか。

また、株やFXはハイリターンが狙える一方でリスクも高く、個人で運用・好成績をキープするには専門知識や投資先選定~相場に合わせたリバランス等に想像以上の時間と労働力がかかりやすいでしょう。

その点、BMキャピタルへの投資で投資家がすることといえば、ファンドとの面談・契約・入金のみ。

銘柄の選定はもちろん、意外とタイミングを掴むのが難しい株の売却や相場変動への対応等、全てBMキャピタルが行ってくれるので、投資初心者も年10%~20%の高利回りを手間いらずで狙いやすいでしょう。

運用開始以降マイナスになった年はなし

ある年は年40%、ある年はマイナス20%…のように運用成績に波がある中で「年平均10%!」と謳われても、投資家としては大切な資産がいつ減るんじゃないかと不安ですよね。

ではBMキャピタルはどうかというと、2013年の運用開始以降「マイナスになった年はゼロ

とはいえ、中には以下のような疑問を抱いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

運用以降ずっと相場が良かったから毎年プラスなのでは?

運用開始以降の相場環境を振り返ってみると、

チャイナショック(2015年):日経平均が2万円台まで上昇するも中国の景気後退への懸念から再急落
世界同時株安(2018年):世界的に株安が広がる
コロナショック(2020年):新型コロナウイルスの世界的な流行で株安が

のように、運用以降幾度と厳しい相場環境の中運用してきています。

参考:IG証券株式会社

このように、BMキャピタルは2013年の運用開始以降長期にわたり、高利回り・安定した運用をキープしているということがわかりますね。
しかしここまで良いこと尽くしとなると、BMキャピタルに対して「怪しい」や「ポンジスキームのような詐欺では?」といった疑問を抱くのも当然。
そこで続いては、なぜBMキャピタルがこのような運用が可能なのかというポイントに注目して見てみましょう。

BMキャピタルの高利回り・安定運用の理由とは?

つい怪しいと思わざるをえないほど順調な運用を見せるBMキャピタル。

そのような運用を支えるキャピタルの強みに、以下の4つが挙げられます。

  1. ヘッジファンドだからこそ取れる投資戦略がある
  2. バリュー株に投資している
  3. 金融のエリートが投資先を選定~運用している
  4. アクティビストとしても活動している

1.ヘッジファンドだからこそ取れる投資戦略がある

そもそも、BMキャピタルのような私募ファンドであるヘッジファンドは、公募ファンドの一般的な投資信託とは投資環境自体が違うんです。

具体的に言うと、

  • 一般的なヘッジファンドがおかれた環境(運用方針・手数料)
  • ヘッジファンドが取れる投資戦略の多様性

の2点で大きく異なります。

まず、そもそもヘッジファンドのヘッジ(hedge)とは、「損失・危険に対する防止策」という意味で、資産の損失を防ぐためのファンドがヘッジファンドなんですね。

そのような誕生経緯もあり、基本的にヘッジファンドは、

  • 利益の追求方法=絶対収益:相場に関わらずプラス収益を目指す
  • 手数料体系=成功報酬制:運用成績が出た時にまとまった手数料が発生

で運用されています。

つまり、相場が上がっても下がってもプラスの収益を狙う必要があるうえに、プラスが出なければまとまった報酬が入ってこないということですね。

一方、同じくプロが運用する一般的な投資信託はというと、

  • 利益の追求方法=相対収益
    =ベンチマークとする指標を上回る運用を目指す(ファンドの収益がマイナスでも、ベンチマークよりも上回る収益であれば目標達成)
  • 手数料体系=成功報酬制
    =運用資産金額に対して固定で発生

のように、マイナスの収益でも相場によっては許容され、手数料は固定で支払うシステム。

また、私募ファンドであるヘッジファンドでは、投資信託のような行政や法律の厳しい管轄下にある公募ファンドではできない投資方法も選択可能可能なため、様々な市場環境に柔軟・迅速に対応しやすいという特徴もあります。

ただし、ヘッジファンドと一口に言ってもファンドによって運用にかかる手数料や選択する投資戦略とそれに伴うファンドのリスク・リターンのレベルは様々。

bmキャピタルのポリシー
引用:BMキャピタル

そんな中、上記のようにBMキャピタルは「損失を出さない事を信条とする」をポリシーに、短期的な利益追求ではなく徹底したリスクヘッジで投資元本の安全性を高めながら運用しているのも同社の特徴の一つであると言えるしょう。

2.バリュー株投資をしている

BMキャピタルの投資対象は日本株。なかでも中小型バリュー(割安)株へ主に投資しています。

バリュー株投資とは?

利益や純資産などから評価した企業価値よりも、市場での価値(株価)が低く評価されている割安な銘柄に投資し、企業本来の価値まで株価が上昇した時に売却して利益を得る手法。

ではなぜこのバリュー株投資がキャピタルの好成績に繋がっているのか、バリュー株投資のメリット・デメリットを見てみましょう。

  • 底値で購入するため株価が下がりにくく、市場の動きの影響を受けにくい
  • 急な資金流入時のインパクトが大きく、大化けする可能性を秘めている
  • 利益が出るまでに時間がかかる
  • ずっと割安のまま放置されるリスクもある

バリュー株は値動きが安定的・かつ急騰した時にまとまった利益も狙えるという特徴があるものの、銘柄によってはなかなか株価が上がらないというリスクも。

中長期的目線で利益を狙う投資手法でもあるため、短期目線ではなく中長期での積極運用したい方に向いているでしょう。

このようにバリュー株投資では、単に割安=買いではなく、今後日の目を浴びて株価高騰が期待できる優秀な銘柄を様々なデータから分析・判断して選びぬけるかが非常に重要なんですね。

3.金融エリートが投資先を選定・運用している

既出の通り、バリュー株投資における銘柄選定の重要さ・大変さが分かりましたよね。

個人、かつ投資初心者が一から勉強して各企業のデータやマーケットニュース等とにらめっこ、そしてこれだ!という銘柄を探し出すのは想像するだけでもなかなか大変。

その点、BMキャピタルの運用を担うファンドマネージャーは、東大を卒業し外資系投資銀行バークレイズで経験を積んだ超エリート

専門的な勉強と実践経験を積んだファンドマネージャーが、豊富な知識と経験、これまでのキャリアで築いた人脈等を最大限に駆使して銘柄を調査・分析し、市場環境の動きにあわせて対応。

引用:BMキャピタル

素人には敵わない優れた目利き力と徹底的な分析で隠れた有望株を見つけ出し、投資先を決定・運用してくれるので、投資家も安心しやすいのではないでしょうか。

ちなみに、過去に取引を終了した銘柄についてその銘柄をどういった根拠で割安と考えて投資したのか、売却タイミングを判断した根拠などについて運用レポートでわかりやすく説明してくれますよ。

4.アクティビストとしても活動している

また、BMキャピタルはアクティビストとしても活動しています。

アクティビストとは?
アクティビスト=活動家、実践主義者という意味で、いわゆる「モノ言う株主」。

投資先企業に企業改善を積極的に提言し、経営陣と協力して会社内部から投資先企業の価値向上を狙います。

アクティビストとして活動することで、バリュー株投資のデメリットである「利益獲得までの時間・割安のまま放置されるリスク」をできる限り抑えるための対応もしているんですね。

金咲ババロア
運用レポートでアクティビストとして投資先企業にどう関わりどう働きかけたのかも記載しているので、投資の勉強にもなりますヨッ!

さて、ここまでをまとめると、BMキャピタルがハイリターンを継続して創出しているその裏には、

  • 絶対収益で運用されている
  • 投資対象が高利回り・安定した運用が期待できるバリュー株である
  • 肝心の組み入れ銘柄の選定~リバランスを、経験豊富な金融エリートが行っている
  • アクティビストとして活動することで、バリュー株のデメリットを補完している

といったBMキャピタルの強みが関わっていることが分かりましたね。

ここまでの情報だけだと同社は一見いいこと尽くめのように見えますが、ファンドの良い面だけみて投資を決断するのは危険です。

そこで続いてはBMキャピタルの投資前に知っておくべき注意点について見てみましょう。

投資前に知っておきたいBM CAPITALの懸念点

ここでは、BMキャピタルの投資前に知っておくべき、

  • BMキャピタルの最低投資額
  • BMキャピタルの投資リスク
  • BMキャピタルの手数料

について解説します。

最低投資額は1000万円

BMキャピタルの最低投資額は1000万円

例えば投資信託の場合は1万円前後からの少額投資も可能であることと考えると、BMキャピタルはまとまった資産を持っている方だからこそ選択できる投資先と言えるでしょう。

ただし、同社は「1000万円以下の出資も相談可能」で金額によっては1000万円以下でも投資できるそう。1000万円以下での運用を希望の方も一度投資が可能か尋ねてみるとよいでしょう。

金咲ババロア
問い合わせは無料なので気軽に聞いてみるとよいですよッ!

BMキャピタルの投資リスク

BMキャピタルの投資に伴う主なリスクは以下の3つでしょう。

  1. ファンドの解散・倒産リスク
  2. 流動性リスク
  3. 資産の分散面でのリスク

1.ファンドの解散・倒産リスク

投資信託のような公募ファンドの場合、万が一運用会社が倒産しても出資金が返ってくる信託保全という仕組みがあります。

その点、BMキャピタルのような私募ファンドは信託保全はないため、万が一同社が解散したり倒産してしまった場合は、投資したお金が戻ってこない可能性もあります。

そのため、投資前の面談でBMキャピタルの過去実績や将来性をしっかり吟味したうえで投資の可否を決めるようにしましょう。

2.流動性リスク

BMキャピタルに限らず、一般的にヘッジファンドでは、ロックアップ期間といって運用開始から一定期間解約ができない期間が設定されています。

一般的なヘッジファンドのロックアップ期間が半年~1年程なのに対し、BMキャピタルのロックアップ期間は3か月と、比較的短期であるものの、投資信託のようにいつでも解約可能ではないという点は事前に押さえておきましょう。

多くのヘッジファンドがロックアップ期間を設定する理由とは?

出資者数が限られる私募ファンドであるヘッジファンドは、一人の投資者からまとまった資産を集めなければ、リスク軽減・利益追求に重要な要素である複数の銘柄・商品に十分な分散投資が難しいため。また、ロックアップ期間中は極端に言うと解約できない=解約金(現金)の準備が不要のため、ファンド側は運用計画が立てやすく効率的なファンド運用がしやすいというメリットも。

3.資産の分散面でのリスク

BMキャピタルの投資対象は日本株

経験豊富なファンドマネージャーが利益面・安全面の両方から厳選した銘柄に分散投資してはくれるものの、BMキャピタル1本のみへの投資では分散投資の面で不安が残りますよね。

分散投資の例
引用:金融庁

そのため、海外株式や債券等、日本株以外の金融資産にも一緒に投資するなど、ご自身の運用方針に合わせてポートフォリオを組んで運用し、様々な相場環境へ対応できるよう分散投資効果を高められると良いでしょう。

手数料

投資するうえで利回りと同様に気になるのが、運用にかかる手数料ではないでしょうか。

BMキャピタルの手数料は以下の通り。

管理報酬:運用残高に対して5%程
成功報酬:運用益の30%~50%程

投資信託などと比べると高いと感じる方も多いかと思います。

ただし、成功報酬はマイナスの成績であれば発生しませんし、その分ファンドマネージャーもプラス収益を全力で目指します。

高い手数料を支払ってもその分しっかりリターンを残してくれれば、結果的に効率的に資産を増やしていけるのではないでしょうか。

手数料が安い他の金融商品に出資したけど利回りが低くて資産がなかなか増えないというケースも起こりえますし、単に手数料のパーセンテージだけではなく、コストとリターンのバランスをしっかり検討して判断したいですね。

BMキャピタルの正確な手数料は出資額によっても前後するので、ご自身が検討中の出資額のおおよその手数料がどのくらいになるかもファンド担当者に直接聞いてみると良いでしょう。

BM CAPITALの評判・口コミもチェック

さて、ここまでBMキャピタルの実態・実績からファンド運用の要となるポイントや注意点までご紹介しました。

最後は、同社の評判・申し込み~解約方法・税金関連についてご紹介します。

ネット上に情報が少ないヘッジファンドですが、BMキャピタルは運用歴も長く知名度も高いこともあり、twitterやブログ、5ch(旧2ch)などでも口コミや体験談に比較的触れやすいでしょう。

ヘッジファンドの情報がネットに少ないのはなぜ?

私募ファンドは公募ファンドと異なり、機関投資家や富裕層などの金融に通じた投資家から資金を募集するため、行政から投資家保護のための規制や監督が緩く、情報開示義務もありません。加えて投資戦略が流出して他社が真似するのを防ぐという面でも各ファンドの詳細情報の公開は最低限に抑えられています。

BMキャピタルに対して怪しいというクチコミも見受けられる一方、積極運用やヘッジファンド投資を検討中の方などからは気になるという声も見られますね。

このようにBMキャピタルに対するイメージや評判、投資体験談は、SNSやブログ等ネットでもある程度集められますが、既出の通りヘッジファンドの詳しい情報は制限されており、肝心な情報はやはり直接ファンドに確認するぐらいしか方法がありません。

ネットでは様々な憶測が囁かれている分、投資する・しないを決める重要な判断材料となる過去の運用成績や詳しいファンド運用方法は、ファンド側に直接確認するのが情報も正確で安心しやすいのではないでしょうか。

BMキャピタルでは、コロナの影響もありオンラインでの面談も可能とのことなので、気軽に面談や資料請求の連絡をしてみると良いでしょう。

初心者も歓迎?BM CAPITALの申し込み~解約方法・税金

ヘッジファンドと聞くと投資上級者向けというイメージもあり、「初心者が出資しようにも門前払いになるのでは?」、「出資・解約方法が難しいのでは?」とお考えの方もいらっしゃるかもしれないので、その点に関してポイントをまとめておきますね。

BMキャピタルは初心者でも投資できる?

単刀直入に述べると、BMキャピタルは「投資初心者のための国内投資会社」とホームページに記載しており、投資初心者も歓迎しています。

実際に、

  • 運用報告書(四半期に一度送付される)では、運用状況やマーケット情勢、取引完了した銘柄の運用報告等、分かりやすく解説
  • 面談での丁寧な対応はもちろん、出資契約後は担当者がついて質問があれば電話や対面等で対応するなど安心の顧客サポート

のように、投資初心者も安心して投資しやすい環境作りが意識されているのは嬉しいですよね。

では、BMキャピタルへ実際に出資する際、そして解約する際の手順についても見てみましょう。

申し込み方法

BMキャピタルへの申し込み方法は以下の通り。

  1. 問い合わせフォームから問い合わせ
  2. 担当者と面談(都内のホテルラウンジ等 ※現在はオンライン面談も可能)
  3. 契約・入金

面談時ではご自身が気になっていることについて全て質問できますし、面談の場で出資する・しないを決めなくても問題ありません。

納得できなければ契約しないという選択ももちろん可能です(しつこい勧誘などもなかったです)。

面談や問い合わせは何度でも無料ですし、せっかくファンド担当者に直接お話を聞ける機会なので、気になることや分からないことは遠慮なく質問し、納得できたら投資する、というようにすると良いでしょう。

募集のタイミングはいつ?
基本的に運用開始月は四半期毎(4,7、10,1月)のため、出資・追加出資は各四半期末の3、6、9、12月末までに申し込む必要があります。
積立投資も可能?
毎月、四半期、半年、毎年など出資者の任意のタイミングでの積立投資も可能です。
配当が支払われるタイミングは?
配当を希望する場合、四半期毎の決算後に支払われます。また、配当金を再投資して複利運用することも可能です。
海外居住者・外国人も投資できる?
可能です。
※面談はオンライン中心で実施。国外口座との送受金や円貨に関わらずその他通貨も対応可能だそう。
※海外居住者は税金に関して国際税理士・税務当局と要相談。

解約方法

BMキャピタルの解約方法は以下の通り。

  1. 解約する旨を担当者に連絡する
  2. 払戻金を受け取る

※解約手数料なし

先述した通り、一般的なヘッジファンドは運用開始から半年~1年間ほど解約ができない場合もありますが、キャピタルはロックアップ期間が3ヶ月。

投資してみて合わないとなったら3ヶ月ですぐ解約できる分、投資ハードルも下がりますね。

解約可能なタイミングは?
原則、運用開始される各四半期(4,7、10、1月)の2ヶ月前に解約申し込みをする必要があります。
払戻のタイミングは?
原則、各四半期決算時に行われます。
※金額の大きさ・時期によっては流動性の問題等で払戻タイミングが異なる場合もあるとのこと。

BMキャピタルへの投資でかかる税金

投資するうえで忘れてはいけないのが「税金」の存在。

BMキャピタルへの投資でも他の金融商品と同様、投資で得た収益には税金がかかります。

個人投資家がBMキャピタルで得た投資利益への課税方法は、総合課税

投資で得た利益+給与などその他収入の総額で税率が決まる課税方法ですね。

  1. BMキャピタルからの払戻時に源泉徴収として20.315%が引かれた金額が払い戻される
  2. 配当駅+その他所得の総額に応じて税率が確定する
  3. 2番をもとに確定申告をする

税金は収入等、個人の状況によって異なってくるため、BMキャピタルとの面談時に担当者へ確認・相談できると良いでしょう。

税金がかかるタイミングは?
ファンドを解約・出金するする時点
=確定した利益にのみ課税される
=各決算期で含み損益が発生している状態では課税されません。
法人の場合は税金はどうなる?
各法人の取得目的や、短期投資または長期投資とみなすかによっても収益の取り扱いが異なるため、法人の場合は担当会計士への相談をBMキャピタルは勧めています。

【まとめ】BMキャピタルはこんな人におすすめ

さて、今回はBMキャピタルについてファンドの概要から運用実績、評判、出資~解約方法まで、投資者目線で気になるポイント別に一挙解説しました。

ここまでの説明をぎゅっと要約して、BMキャピタルへの投資が向いている人と向いていない人をざっくりとお話しすると、

  1. BMキャピタル=確実性の高い投資で資産を守りながらも中長期目線でしっかりリターンを狙っていくファンド
  2. おすすめな人:1000万円規模のまとまった金額を運用したいが、独力での資産運用が不安・投資に手間暇かけられない人、中長期目線で運用したい人
  3. おすすめしない人:少額投資したい人、短期間で収益獲得を狙いたい人

とまとめられるでしょう。

BMキャピタルは国内ヘッジファンドでは老舗ファンドですので、ネットでもある程度の情報をひろえますが、詳しい運用実績や具体的な手数料など、投資する・しないの重要な判断材料はファンドに直接確認する方が情報ソースも確かで安心できますよね。

少しでもBMキャピタルに興味のある方は、まずは公式サイトから資料請求や面談(オンライン面談も可能)の問い合わせをしてみると良いでしょう。

そのうえで、面談で得た情報をもとに投資先に適しているのかじっくり検討するのでも遅くはないでしょう。

大切な資産の投資先だからこそ、まずは確実な情報収集から始められると良いですね。