本サイト管理人の金咲ババロアです!
資産運用方法を選ぶうえで、一番気になると言ってももいいのが「儲かるのか」、つまり各運用方法の「利回り」ではないでしょうか?
かつては銀行の定期預金にお金を貯金するだけでお金はどんどん増えていました。
参考:日本銀行
しかし、大手銀行の定期預金金利は0.002%と超低金利のこのご時世、積極的に利回り・リターンを狙っていかなければ資産が増えていくスピードは非常にゆっくり。
ではどんな投資方法だったらリターンもしっかり狙いつつ効率的に資産運用できるのか?
今回は、利回りという観点から投資初心者におすすめしたい資産運用方法をランキングでご紹介します!
この記事で分かること
- 各金融商品の利回りは?年利・金額別運用シミュレーション
- 利回りランキングで紹介!初心者向け資産運用方法
- 資産運用で失敗しないためのポイント
各金融商品の利回り一覧・資産運用シミュレーション
まずは、どの運用方法でどれ程の利回りが狙えるのかを見てみましょう。
各金融商品の利回り
金融商品 | 期待年利回り |
---|---|
投資信託(インデックスファンド) | 2%~4%ほど |
ヘッジファンド | 約10%~ |
金融商品 | 期待年利回り |
---|---|
株式投資(国内) | 配当利回り:1~2%ほど 株式益利回り 4%~5%ほど |
国債 | 0.05% |
不動産投資 | 3%~5%ほど |
FX | 予測不可能 |
保険 | 0.1%~1%ほど |
参考:千葉銀行、日本経済新聞、財務省、不動産投資家調査、オリックス生命保険
資産運用シミュレーション
さて、各金融商品で狙える利回りの目安を押さえました。
ではどれ程の利回りを狙うのかの勘を掴むためにも、参考までに、資産運用を10年間続けた際に年利・金額別で資産がどのくらい増えるのかシミュレーションを見てみましょう。
100万円 | 500万円 | 1000万円 | |
---|---|---|---|
年利0.1% | 101万円 | 505万円 | 1010万円 |
年利1% | 110.5万円 | 552.3万円 | 1104.6万円 |
年利3% | 134.4万円 | 672.0万円 | 1343.9万円 |
年利5% | 162.9万円 | 814.4万円 | 1628.9万円 |
年利10% | 259.4万円 | 1296.9万円 | 2593.7万円 |
定期預金の金利に近い年利0.1%~1%以下でも全く資産が増えないわけではありませんが、年利5%~10%の場合と比較すると、資産が増えるスピードが桁違いに違いますね。
このように利回りの高さは資産運用において非常に重要ということがよく分かりましたが、とは言っても利回りが高い金融商品の中には、ハイリスクが潜んでいたり高利回りを維持するのが大変だったりする投資方法もあるので、特に投資初心者の方は注意して選択する必要があります。
そこで続いては、投資初心者向けのおすすめ資産運用方法ランキングの上位3つをご紹介します。
利回りで見る!初心者向け投資方法ランキングベスト3
そこで続いては、
- まとまった利回りが狙える
- 投資初心者もチャレンジしやすい
という観点から見たおすすめ資産運用方法をランキング形式で3つご紹介します。
1位:ヘッジファンド
リターン例 | BM CAPITAL:10%~20%程(設定来) |
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メリット |
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デメリット |
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始め方 | 既存の投資者から紹介を受ける、または運用会社のホームページから問い合わせ・面談をし、希望者のみ契約~入金する |
こんな人におすすめ |
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ヘッジファンドとは、投資信託と同様、ファンドにお金を預けるだけでプロが運用を代行してくれる投資方法。
ヘッジファンドの特徴の一つに、投資家の募集人数や募集方法が制限されている分、運用の自由度が高いという点が挙げられます。
これにより、
- プラスリターンが生じた際にまとまった手数料が発生する成功報酬制
- いかなる市場環境でもプラス利益を目指す絶対収益で運用
といった、高利回りを創出するヘッジファンドならではのメリットがもたらされます。
一方で投資信託は、
- 運用成績結果に関わらず運用額に対して固定で手数料が発生
- 不特定多数の投資家の募集が可能な分金融庁や行政の厳しい管轄下にある
のように、運用のされ方でもヘッジファンドと違いがあるのネッ。
プロがリスクヘッジ・ハイリターンの創出を目指して投資者に代わり運用してくれるヘッジファンドですが、最低投資額が100万円や1000万円等まとまった資金が必要、かつ情報収集は富裕層内の口コミ中心でネットに情報が少ないという特徴も。

引用:BMキャピタル
2位:投資信託
リターン例 | インデックスファンドTOPIX(日本株式):8.59%%(5年) |
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メリット |
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デメリット |
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始め方 | 販売会社HPまたは窓口で口座開設・購入・入金を行う |
こんな人におすすめ |
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投資信託も先述したヘッジファンドと同様プロに運用をお任せできますが、ヘッジファンドより大衆向けに運用・販売されているファンド商品と考えればよいでしょう。
各商品のテーマや資産の種類などに沿って組まれたパック商品を選んで購入するだけでよく、ネットで口座開設や購入などの手続きができて月5000円~1万円程の少額投資も可能と、投資ハードルの低さから近年人気を集めていますよね。
ただし投資信託の運用で注意したいのが、運用方針と手数料。
大衆向けファンドである分運用に関する規制が厳しいため、市場の値動きに合わせた単純な運用になりやすく下落市場の影響も受けやすいという点に加え、運用成績がマイナスでも手数料は固定で発生します。
そのため数多くのファンド(なんと6000本以上!)の中から、コスト対パフォーマンスが良くご自身にぴったりの商品を選べるかが重要となるでしょう。
3位:株式投資
投資の王道とも言える株式投資。
株式投資の最大のメリットは、
- キャピタルゲイン:購入時より高い金額で売却することで得る売却益
- インカムゲイン:配当金や株主優待など、資産保有中に得られる利益
の両方から利益が狙える点でしょう。
ただし、株価は企業の業績だけでなく景気や政情、投資家の売買動向など国内外の様々な影響が反映されるため、投資にはある程度の専門知識と手間暇が求められる点には要注意。
投資初心者の方が株式投資へチャレンジする際には、比較的安定した運用が期待できる長期投資を心掛けたり、株式での運用前に基本知識を勉強したり等、じっくり腰を据えて始めるのがおすすめでしょう。
リターン例 | 山梨中央銀行:4.29%(配当利回り) |
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メリット |
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デメリット |
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始め方 | 証券会社にて口座開設を行い、入金~銘柄購入を行う。 |
こんな人におすすめ |
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株式投資で得られる利回りは銘柄によっても様々なため、ここでは参考までに配当利回りの一例をご紹介します。
資産運用関連Q&A!失敗しないポイントとは?
さて、利回り面、そして初心者もチャレンジしやすいという観点から見たおすすめの資産運用方法のランキングを押さえました。
資産運用では、どんな金融商品に投資するかも重要ですが、同じ金融商品でもどのように運用するかによっても資産運用の結果は変わってきます。
そこで最後は、資産運用を始める前に知っておきたいポイントをQ&A形式でご紹介します。
Q1.投資初心者が資産運用で失敗しないためにすべきこととは?
- 分散投資
- 長期投資
- 複利運用
- 自分で頑張りすぎない
を心掛けましょうッ!
資産運用を始める際に誰もが「失敗したくない」と思いますが、投資にはリスクがつきもの。
そんな投資のリスクを少しでも軽減し、効率的に資産運用するための代表的な方法3つをご紹介します。
1.分散投資
引用:金融庁
異なる値動きをする資産や銘柄、複数の地域や外貨、投資タイミングを複数に分散させて投資することを分散投資と言います。
資産や銘柄は常に同じ値動きをするわけではなく、経済の動向などに対して異なる値動きをすることが多いと言われているため、しっかり分散投資をすることで、ある銘柄が値下がりしても他の銘柄の値上がりでカバーするというようにリスクを軽減した運用が期待できるでしょう。
2.長期投資
引用:金融庁
先述した分散投資に加えて、投資を短期ではなく長期間続けることで元本割れする可能性が低くなると言われています。
上記図でも、保有期間5年では元本割れが出ている一方、保有期間20年ではプラスの運用成果がしっかり出ていることがわかりますね。
アメリカでは「短期売買は難しい。なぜなら”買い時”だけでなく”売り時”も当てなくては成功しない。二つとも当てるのは困難だ」という人もいます。
引用:投資信託協会
このように長期投資の方が安定的な運用が期待できることからも、投資初心者の方は特に長期投資を心掛けるとよいでしょう。
3.複利運用
投資には単利と複利という考え方があります。
単利:運用で出た利益を再投資せず、元本部分が投資当初から増えない
複利:運用で出た利益を再投資して元本が増えていく
複利運用だと利子がつくたびに元本が増えていくため、利息が利息を呼び雪だるま式にお金が増えていく複利効果が期待できます。
引用:みずほ銀行
上記図のように単利と複利の違いによる利益の差は一目瞭然ですよね。
ちなみにこの複利効果は、長期投資であるほどその効果が高まると言われているので、長期投資×複利運用でリスクを押さえつつ資産を効率的に増やしていけるとよいですね。
4.自分で頑張りすぎない
「資産運用」や「投資」と聞くと、チャートや経済関連のニュースを逐一チェックして状況に合わせて売買をする…といったイメージをされる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、仕事に家事、育児にと忙しい毎日でそれら全てをするのは正直厳しいですよね。これから投資の勉強を始めるという方であれば勉強時間の確保はもちろん様々な局面で迫られる投資判断へのプレッシャーや精神的ストレスはより大きいでしょう。
無理な運用をしては長続きしないので、そういった方は独力での運用にこだわりすぎず、今回の記事でも紹介したようなヘッジファンドや投資信託といったプロの力も借りた資産運用も検討してみても良いでしょう。
Q2.投資方法はどのように決めればいい?
アセットアロケーションとは、アセット=資産、アロケーション=配分で、運用資金をどのような資産にどのような割合で投資するか決めることを意味します。
ご自身の年代や資産状況に適したリスク許容度や目指す利回り等に合わせて、
- 現預金
- 国内株式
- 外国株式
- 国内債券
- 外国債券
- 不動産
- 金
など、同じような特性を持つ各グループの配分を決定します。
どのような資産にどのような割合で投資するか決めた後、更にどのような金融商品に具体的に投資するかを示すポートフォリオを作ることで、投資する資産や商品が見える化でき、ご自身の運用方針や目標に適した構成かチェックしやすいでしょう。
本サイトには以下の1000万円のおすすめ運用方法紹介記事のように、年代・金額・資産性格別のおすすめ運用方法を紹介した記事もあるので、ご自身の場合のおすすめ資産運用方法はどうなのか是非チェックしてみてくださいね。
【まとめ】ランキングを参考に!プロの手も借りて効率的にリターンを狙おう
効率的に資産運用していくうえで切っても切れない「利回り」。
「高利回り」「まとまったリターンを狙う」となると、各銘柄の研究や経済界のトレンド把握など大変そうなイメージだったり、とんでもないハイリスクが伴うといったイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、今回のランキングで紹介したように、実はプロの力を借りることでリスクを抑えながらある程度のまとまった利回りが狙える運用方法もあるんですね。
金咲ババロア こんにちは! 本サイト管理人の金咲ババロアです! 日本でもヘッジファンド投資への関心が少しずつ高まりつつある近年、最低投資額が億越えのファンドも多い海外ヘッジファンドに比べて投資額が優しめの国内ヘッジファ[…]