金での資産運用!メリット・デメリットから始め方までまとめ

投資初心者向け!金投資は方法を選べば手間いらずで始められる

金咲ババロア
こんにちは!
本サイト管理人の金咲ババロアです!

昔から資産運用のリスク分散先として多くの投資者の支持を得てきた、金投資。

近年の株価大暴落時には市場の値動きに反して価格が大きく上昇し、その投資効果が大きく評価されました。

そこで今回はこれから金での資産運用をお考えの方のために、金投資とは何か?資産運用で利用するメリット・デメリット~種類と始め方までまとめて紹介!

資産運用で金を活用し、上手にリスク資産運用資産運用分散していきたいとお考えの方は必見のコンテンツです。

この記事で分かること

  1. 金とはなにか?その概要をチェック
  2. 金での資産運用のメリット・デメリットを完全網羅
  3. 金投資の種類と始め方をわかりやすく説明!
  4. 参考にしたい!金投資関連ブログ3選

金投資とは?

その名の通り金投資とは、金(ゴールド)に投資することを言います。

金投資と言っても、金の延べ棒や金貨をまとめて購入し金庫に保管しておく方法以外にも、毎月定額を積み立て購入したり、金を投資対象とするファンドを購入したりとその方法は様々。

金投資の特徴は、株券等と異なり意図的に発行することが出来ない自然資産であり、埋蔵量に限りがあるため無価値になりにくいこと

通常時にはそこまで大きな価格変動は起きませんが、株価暴落時など有事の際には通貨や市場に対する不安から価値が揺らぎにくい金の需要が高まり、大きく価格が跳ね上がることがあります。

株式1本での資産運用よりも、資産の数%を金で運用しておけば下落相場時にも金の上昇分でうまく相殺され、資産の損失リスクを上手にコントロールできます。

資産運用に利用するメリット・デメリット

さて、続けては資産運用でそんな金投資を利用するメリット・デメリットをまとめていきます。

まずは、以下資産運用で金投資を利用するメリット3つを紹介しますね。

メリット1.埋蔵量に限りがあり無価値にならない

地球上に埋蔵されている残りの金は4万2000トン程度で、年間3000トンベースで採掘がす進んでいることを考えると、後14年ほどで地球上で人間が採掘できる金はほぼ採掘しきってしまう計算に。

通貨や株式は場合によっては無限に発行することが出来ますが、金の場合は現物資産のため決まった量を皆で取り合う形となり、無価値になることが考えづらいのはメリットです。

特に通貨や株式市場の不安定な局面では、多くの投資家が自己資産の無価値化を恐れて金へ資産を移す動きが活発化。厳しい局面で自己資産を守ったり、または利益獲得に望むことが出来るのは嬉しいポイントですよね。


引用:三菱マテリアル 金価格推移

また、現物資産となると天災のリスクや劣化のリスクが伴いがちですが、金は腐食しにくく長期で現物保有をしていても価値が毀損されにくいのも安心です。

データ参照:東京農業大学 金はどこから日本は金埋蔵量世界一

メリット2.世界で価値が共通

金の価値は世界共通。

各国の紙幣発行銀行である日本の日本銀行や、アメリカのFRBなどの中央銀行で保有する金は世界中の採掘済の金の25%以上と言われており、紙幣価値安定を目的に、大量に売られたり買われたりと常に世界中で売買されています。

また、海外の個人投資家の中で日本のとある企業株式の価値を認識している人はそう多くありませんが、金の価値は世界中どこの人も同じような価値認識のもとに売買されいます。

世界中の大きな機関だけでなく個人投資家もその価値を共通認識として持って積極的に売買を行っている点で、買いたい時に買え、売りたい時に売れる可能性(流動性)が高い点も投資リスク軽減という意味合いでは大変に魅力的なポイントです。

メリット3.見て楽しめる

装飾品としても利用される金は、見て楽しめる数少ない投資先となります。

株式や為替取引などは基本的にインターネット上でのやり取りとなり、人によっては投資しているイメージがわかない方もいるかもしれません。

その点、金投資の中でも特に純金の金延べ棒を購入したり金貨の現物購入を行う場合、投資した金を愛でで楽しむことが出来るのは金投資ならではなのメリットですね。

金地金
引用:三菱マテリアル 金地金

続いては、金投資のデメリットについて見ていきましょう。

デメリット1.米ドルベースの取引となり為替の影響を受ける

まず前提として、金取引は米ドルで取引される国際金融商品です。

また金価格と円・ドルレートは反比例する傾向にあると言われており、金価格が上がる時はドル価格は下がります。

よって、金価格が上がり利益確定しようとするときには円高・ドル安の構図ができあがっていることになりますね。

せっかく金価格が上がっても、円高になると円ベースで生活する日本人は十分に利益享受できない可能性がある点はしっかり覚えておきたいですね。

また、一部投資先を金とするファンドの中には「為替ヘッジ」という機能がついているものが存在します。

為替ヘッジという機能とは?

米ドルと円など2国間の為替レートの差益を最大限抑えるよう、事前にヘッジ保険に加入しておくことです。

為替ヘッジを利用するにもヘッジコスト(保険料)が発生するので、為替相場を見ながら利用の可否は慎重に判断したいですね。

デメリット2.保有しているだけでは利益が生まれない

預金の場合は保有しているだけで利息が、株式投資の場合は配当金が発生する場合があります。

しかし金投資の場合、金を購入し金庫に保管しているだけでは利益が生まれない点は、デメリットとして覚えておきたいポイントです。

金咲ババロア
投資の神様と呼ばれる米国有名投資家のウォレーン・バフェット氏は過去「金利も配当もつかない金への投資は無駄」と断言したという内容が多々引用されることもあるほど。

とは言っても、近年バフェット氏は保有株式の多くを売却しバリック・ゴールドという国際的な金算出会社の株式保有率を高めたと報道されており、近年の不安な株式相場を踏まえ資産運用に関する金の有用性が再度見直されつつある点も合わせて知っておきたいですね。

17日の米株式市場で金鉱山大手のカナダのバリック・ゴールド株が買われ、一時、前週末比12.0%高の30.20ドルをつけた。著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米バークシャー・ハザウェイが14日に米証券取引委員会(SEC)に提出した保有有価証券報告書でバリック株を新たに取得したことがわかり、追随買いを誘った。

引用:日本経済新聞

デメリット3.盗難のリスクがある

金の現物保有となると、盗難のリスクが伴います。

自宅金庫での保管も可能ですが、家族を含めある程度の人が出入りする空間である点で相当のセキュリティー策を講じておく必要があります。

また、災害などで金庫まるごと流されてしまったなんてことになったら、保証を受けることも出来ません。

貸し金庫や購入業者の保管サービスを利用する事もできますが、月数千円の管理費用が発生する中、長期保有が前提の金投資となると維持コストが気になるところ。

保管料の部分で割引を受けられる販売機関の保管サービスを利用するなど、金の保管コストはしっかり考慮して資産運用を行いたいですね。

種類と始め方

冒頭で述べた通り、金投資とは言ってもその種類は様々。

そこで、個人投資家でもアクセスできる金投資方法をまとめました。

1.金地金

一番シンプルなのが金地金へ投資するスタイル。ゴールドバーや金貨のような、目に見える現物を購入し金庫などに保管しておくタイプです。

執筆現在金の価格は7000円弱/g。

1kgのゴールドバーを購入する場合は、約700万円程と中々のまとまった投資額が必要となります。

実際に金地金は5gから1kgまでの重量サイズがありますが、市場では1kg1単位での取引がメインとなっており500gを下回るゴールドバーの売買の際にはバーチャージという加工代金が発生する場合があるので要注意です。

  • 節税効果がある
  • 見て楽しい
  • 盗難のリスクがある
  • 保管にコストがかかる

金地金での資産運用のメリットに、節税効果がある点が挙げられます。ゴールドバー購入時、売却時に税金が発生しますがゴールドバーを5年以上保有すれば売却時にかかる税金の優遇措置を受けることが可能。

条件を満たせれば、売却益が半分にまで減額されるというのは投資コスト削減の面からみても嬉しいポイントです。

・譲渡価額-(取得費+譲渡費用)=金地金の譲渡益
・{[金地金の譲渡益]+[その年の金地金以外の総合課税の譲渡益]}-譲渡所得の特別控除50万円=譲渡所得の金額
・(譲渡所得の金額)× 1/2 = 課税される譲渡所得の金額

引用:国税庁 金地金の譲渡による所得

【投資先一例】
田中貴金属

田中貴金属

世界的にも有名な国内金属ブランドの田中貴金属。現物資産である金は、不動産などと異なり本物か偽物かなどの質の見極めが素人には難しいのが事実。

これから金地金の購入をお考えの方は、信頼できる国際的なブランドを持つ貴金属会社での購入が安心です。

購入は店舗訪問の他に、電話での購入も可能。

田中貴金属は全国に販売代理店を持っているので、興味のある方はお近くの代理店にて一度相談して見ると良いですよ。

2.純金積立

ゴールドバーの初期投資額が負担に思われる方におすすめなのが、純金積み立て。毎月一定額の金額で継続して金を購入する方法です。

月々の最低投資額は1000円、1万円などと少額から長期的に金の保有量を増やしていくことが出来ます。

  • 少額から投資ができる
  • 購入した金の保管を購入会社にお任せできる
  • 節税効果がある
  • 消費寄託になる場合がある

純金積立の場合、管理方法が消費寄託という購入した金の所有権は運営会社が持ち、購入者がいつでも預けた金の「返還請求」を行えるという形態になる場合があります。

この場合、金の所有権が運営会社に帰属するため、万が一運営会社が倒産した場合には預けた金が戻ってこない可能性があります。

金の所有権が運営会社に移転しない混蔵寄託形式で投資できる運用会社を選択するか、また倒産の可能性が低い信用ある運営会社を選択できると良いですね。

【投資先一例】
楽天証券

楽天証券

とにかく手軽に純金積立をしたいとお考えの方は、楽天証券の純金積立がおすすめ。

毎月1000円の少額から、楽天証券の口座を通してオンラインで取引を行うことができ便利です。

購入した金の管理方法は消費寄託で金の所有権は楽天証券に移りますが、日本大手のネット証券ということで安心。

さらに、楽天証券では預かった金と同等の価値の現金を楽天証券の資産とは別に保有し分別して管理しているため、万が一楽天証券が倒産するようなことがあっても預け資産が守られるのは投資者目線で大変に嬉しいポイントです。

3.金ETF、金投資信託

金ETF、金投資信託は投資先を金や金関連企業とした、投資信託・ETFのことです。

例えばSPDR ゴールド・シェアという金ETFの場合、金の保有により世界の金価格に連動するようETFの運用を行います。

ETF、投資信託共に証券会社にて簡単に購入できるので、特に既に証券口座で取引を行っている方は今日からでもネット上で簡単に金投資が出来るのは大きなメリットです。

  • 少額から投資ができる
  • 金の保管について考える必要がない
  • 購入の手間がかからない
  • 中貫コストが発生する可能性がある

金ETF、金投資信託の場合、運用会社、販売会社など投資に複数の機関が関与するので、中貫コストが発生する点は念頭に置いておきたいところです。

【投資先一例】
SPDRゴールド・シェア

SPDRゴールド・シェア

先述したとおり、SPDR®ゴールド・シェアは世界の金価格に連動するように運用をおこなうETF。

株式のように好きな時に手軽に売買でき、かつ年率0.4%ほどと低コストかつ一口1万円弱の少額から投資を行うことが出来ます

興味のある方は、SPDR®ゴールド・シェア公式サイトにて商品概要をパンフレット形式で確認することが出来ます。

ちなみに日本国内ではSBI証券、楽天証券などの国内証券会社で購入することが可能となっていますよ。

4.その他

以下、上級者向けではありますが金投資を行う方法としては以下のような投資方法もあります。

  • 金先物
  • 金関連企業への直接投資

金先物とは?

将来の金のとある時点でとある金額で金を買うことを約束し、約束時点での金価格との差額で利益を出す投資方法。

先物取引は価格の予想が難しいばかりか、レバレッジという手元の資金を担保に借り入れてトレード額を増やして運用することが多く、投資初心者の方にはリスク管理が難しい投資方法です。

また、SPDR、住友商事など金関連銘柄へ直接投資を行うことも可能です。しかし、単一株への投資となると単に金価格を追っていれば良いわけでなく、該当企業の運営状況や業績予想など多角的な分析が必要なため難易度は高め。

金咲ババロア
投資初心者の方であれば、金投資信託や純金積立。まとまった資金の運用をお考えの方は、まず金地金での運用を検討すると良いですヨッ!

参考にしたい関連ブログ

さて、ここまでの内容を踏まえご自身も金での資産運用を行いたいとお考えの方のために、金投資の参考になる金投資関連ブログを3つまとめます。

1.三菱マテリアル 豊島逸夫の手帖

三菱銀行、スイス銀行で外国為替貴金属ディーラーとして活躍されワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)の日本代表までもを努められた豊島逸夫氏のブログ。

日本で一番金投資に詳しいと言っても過言でない豊島逸夫氏の鋭い視点から分析された最近の金投資事情がわかりやすく綴られており、とても参考になります。

>>三菱マテリアル 豊島逸夫の手帖

2.本日の金相場プラチナ相場

国内外の金価格についてほぼ毎日分析、レポート形式で更新されているブログです。個人ブログというのが信じられないくらい、濃度の高い良質な情報を得ることが出来ます。

また、サイト内には問い合わせフォームも儲けられているので金投資に関して疑問点がある方は内容を整理しブログ内容のリクエストをしても良いかもしれませんね。

>>本日の金相場プラチナ相場

3.金・原油先物ブログ|ゴエモンの流儀

金と原油の先物という上級者向けの投資方法を実践している、ゴエモンさんの投資ブログ。

正直、投資内容は玄人向けですが毎朝、ニュースを片っ端から読むというゴエモンさんの深い分析から綴られる相場感は金投資を行う上で大変に参考になるでしょう。

>>金・原油先物ブログ|ゴエモンの流儀

まずは運用資産の2%を目安に資産運用を始めてみよう

ここまで、金投資とはなにか?その概要とメリット・デメリット、金投資の様々な種類から始め方までをまとめて紹介してきました。

方法さえ選べば、手間を要らずで手軽に資産運用のリスク管理が出来る金投資。これからまとまった資産の運用をお考えの方は、リスクヘッジ先として是非利用を検討したいですね。

しかし、本文中で述べたとおり金投資の場合は平常時は大きな価格変動を見込めないのが事実。

まずは、運用資産の2%程を目安にご自身に適した方法で運用することで、きっと今後の安全運用に大きな助けを与えてくれますよ。